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ビリーブ 未来への大逆転のlilyのネタバレレビュー・内容・結末

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ものすごく、勇気と希望を与えてくれる作品。


ハーバード大学ロースクールに入った時の、「男性を蹴落としてロースクールに入ろうと思った理由を教えてくれ」っていうニュアンスの教授の質問、ものすごく頭にきた。でも、その時に、キキが「ロースクールに通う夫の良き妻になるため」っていう回答がものすごく好き。女性は家庭で、男性は仕事っていうことが当たり前として、今より通っていた時代で、彼女のように強くあれる女性は本当にかっこいいと思った。

キキの夫は、キキのよき理解者で、共に戦う家族として、とても憧れる。

キキの境遇はとても、困難に感じる部分が多いと思ったけど、「常に疑問を持ち続けること」をとても大切にしていて、平等や自由を大切にしているところがとても憧れる。
どうしたら、そんなにブレないでいられるのかなともと考えたけど、良き理解者が近くにいたことと、情熱と信念を持ち続けていることが大きいのかなと感じた。私も、あんなかっこいい女性になりたい。強くありたい。

彼女の生きた時代だけではなくて、今でも、女性蔑視はまだ根強い。アンコンシャスバイアスで、女性自身、差別の対象となっていることがわからないという状況もあって、それがなかなか変わっていかない原因のひとつだと思う。常に疑問を持ち続けることは、大切にしたい。これが普通だ!って思わない。少しでも違和感があったら、疑問に思ったら、その気持ちを大切にしようって思った。
それに、もっと勉強して、自分にも周りにも負けない強さをつけたい。


自信がなくなったり、心が折れそうになった時にみたい作品。
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