RBGを彼女の訃報で知り、色々な新聞記事を読んで彼女の大ファンになったのだけど、彼女の人間らしさが本当に大好きだ…と感じた。最後のシーンで鳥肌たった。
他の人のレビューを読むと旦那の支えがあって、という声が多くあがってるけど私には娘の存在がすごく大きく写って見えた。(もちろん旦那さんの存在なしではこうはなっていないのだけれど)
彼女の死後のアメリカ事情(最高裁判所における人事、それに伴う中絶や同性婚に対するバックラッシュなど…)を知ってるからこそ、「単にめでたしめでたし、彼女は頑張ったね夢が叶ったね」では済まされない、これからの時代を誰が彼女のように担っていくのか、日本もどう進んでいくのか、など考えているうちに「女性蔑視発言に対して悲しい」だけじゃなくて、もっと入り組んだ複雑な感情と涙が止まらなかった。
