試写会にて鑑賞。実在するルース女史の半生を綴る家族と社会への闘いの物語。
正直、前半戦は彼女の人生のイベントをエピソードで展開されたのだが、どうもあっさり感じたり、彼女はある意味恵まれた才能と環境にいるため、社会や時代や偏見と闘おうとするバックボーンが見えず、するっと流れはするが入り込めず。
やはり終盤の社会に楔を打つことになる裁判シーンで、胸熱くなりました。ここ中心に描いても良かったんじゃないっすかねと、思ってしまった次第です。
実際の彼女のその時代での取り組みは、もっと過酷だったんではないかなと、やや映画的な軽妙さは感じつつ、変革に分け隔てなく声をあげることの大切さを考える映画でした。ラストは胸熱！
