ハモン

ジュディ 虹の彼方にのハモンのレビュー・感想・評価

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)
4.0
“ジュディで居る時間は1時間”
“ステージと客の間に生まれる愛”
これだけを信じて、これだけを求めて、これだけしか信じられなくて、これと同じだけのものは他になかった。

あなたが今歌えなくても、わたし達が歌う。

探したし、見つけたと思ったし、大事にしようともしたし、でも……でも…

最高のプレゼントを手に生まれた人間には、そうじゃない人間の選択が理解出来ない。そうじゃない人間には見えないから。もっと頑張れる隙があるなんて事が見えないから。だから、「努力してるのは知ってる」なんて簡単に言わないでよ。分かるわけない。努力の意味をお前と一緒にすんな、ボケ。
ジュディは“最高”の作り方を知ってる人だった。それは同時に、孤独との戦いで、でも、孤独と折り合いがどうしてもつかなかった。“ジュディで居る1時間”以外が長すぎた。どうしたって長すぎだよ。生きてるの長いよ。
薬でぶっ壊された人生なら尚更。

才能さんを理解するなんて到底出来ないけど、それはお互いそうなんだけど、分かろうとはね。したい。

レネー·ゼルウィガー やべぇ。
サイコーだったよ。レネー·ゼルウィガー。
ハモン

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