このレビューはネタバレを含みます
見るんじゃなかったと思いたくなるくらいの映画だった。
中島健人さん、もう高校生をやらなくてもいいのでは?髭の剃り跡が目立っていたので、流石に未成年には見えない。体型が細く思春期の男の子らしいが顔まではさすがにというところ。というか、メイクさん頑張って隠せよ。それに気づかないのはスタッフに過失がある。
原作は未読なのでなんとも言えないが、何もヤクザである必要がまるで感じられない。それだけ、ヤクザである事の設定が弱いのだ。
それに、ヤクザという立場なのにどうして警察が協力してくれるんだ?
そんな事を考えた2時間だった。同じ中島健人さんの映画なら『黒崎くんの言いなりになんてならない』の方がはるかに傑作だ。
ただ、『ロミオとジュリエット』のシーンは素晴らしい。「これ、学園祭でしょ?」と思うような完成度だったが