極道"集英組"の組長のひとり息子でケンカ嫌いの一条楽(中島健人)の通う高校にアメリカのギャング組織"ビーハイブ" のボスのひとり娘でケンカっ早い桐崎千棘(中条あやみ)が転校してくる。相性最悪のふたりは親同士の組織の抗争を止めるため恋人のふりを強いられる羽目になってしまう。かくしてニセ物の恋―略して"ニセコイ"が始まる。
タイトルが出るタイミングがおかしい。千棘側の取り巻きのキャラの濃さに比べて楽側はちょっとキャラが弱い。
『ロミオとジュリエット』を引き合いに出しながら楽の運命の相手が誰でどういった結末を迎えるのか最後まで興味は保てたが、"鍵"と"錠"にもうちょっと深い意味があると思ったのでそこは残念だった。