イップ・マンシリーズのファンなら絶対に満足できる。主演のマックス・チャン初め、トニー・ジャー、ミシェル・ヨーがハイスピードのカンフーアクションをこれでもかと見せてくれた。特に56歳のミシェル・ヨーがキレッキレで役柄を含めとてもカッコ良かった。ステーキばかり焼いてたいたバウティスタも、パワーファイターぶりを見せつけ、さすがに敵わないと思ったけど、封じていた詠春拳を解いたら無双。イップ・マンから受けた技を思いだし強敵を見事に倒す。のかと思ったら、買収した警察に見逃されるも、チョン・ティンチの言葉で悪徳警察署長を部下の刑事が勇気を持って逮捕した。逃げるバウティスタはミシェル姐さんの部下が殺し、チョン・ティンチは息子フォンと仲良く暮らす事が出来た。
足場の悪いネオンの上を、チンピラがひょいひょいと飛び跳ねるなんて無理やろと突っ込みを入れるなんて野暮よ。そんな事はどうでも良いくらいの、カンフーアクションがてんこ盛りで楽しめた。放火されて、放火返しするなんて凄い度胸だよな。アクションはやっぱり生身の人間がやってくれないとね。だからアリータは見る気にならないんだよな。
これはこれでシリーズ化出来るでしょう。
アクションシーンのBGMがロック調なのが珍しかった。
マックス・チャンって堂本剛似。ブラックバット(バットマンが大人の事情で使えない？)が治ると同時に立ち上がり、構えて「詠春拳、チョン・ティンチ」と名乗るところでキター！バウティスタはレッスルマニアでHHHと対戦するよ。
ところでマスターZのZって誰？マジンガーZ的な意味の無いもの？誰か教えて！
2019劇場#11
