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無敵のドラゴンのfkrのネタバレレビュー・内容・結末

無敵のドラゴン(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

@CS/BS 面白い。 鑑賞後、間違いなく困惑するトンデモ映画。 何かと粗い構成に何度か見限ろうとも思ったのだけど、マックス・チャンのアクションは綺麗で、キレがあったので見続けていたら、横転して回転する電車内で落ち着いたアクションをし続けるシーンが出てきて目が覚めた。 クライマックスの、ドラゴンの戯れシーンまで登場するのだから笑うしかない。余力がないので以下、羅列。
・冒頭ラムシューは贅沢。
・ナレーションで解説パートが結構出てきて序盤から時系列よくわからなくなるが、さして問題はなかった。
・意外と活躍し始めた警察後輩役があっさり退場したり、婚約者の行方も結局ひねりなく終了したりと、何を見せたいのか理解に苦しむシナリオ。
・ウォン医師からお互いのタトゥーと見せあうのよ、と言われてニヤっと笑うマックス・チャンはただのスケベ顔なのだが、全くコメディチックな演出になってないので、お話のシリアスさを普通に壊していて、その違和感がオモロイ。
・マックス・チャンってたぶん演技上手くないな、と思わせるカットがちらほら見受けられる画面。
・唐突に始まるMV。謎カットも多いし、無駄にハードロック。たしかEDでもかかる。
・真犯人は、ウォン医師のおじさん(だったかな?リチャード・ンだったよね?)だと睨んでいたのだが、全く関係なくて、真犯人は黒人ボクサーという真でもなんでもない、逆に読めない展開で笑った。動機もただの逆恨みだし、そんな理由で女性警官達を殺したなんてサイコパスそのものでは。
・一度は見て、このハチャメチャクチャな内容に慄くとよい。
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