置かれた場所で咲きなさいと言う人がいるが、置かれた場所が悪ければ咲ける場所を探しにいっていい。なぜなら脚があって考えて移動できる人間なんだから。
若干投げっぱなし感は感じたが、ラストシーンがくねくね道からのほとんど「オリーブの林を抜けて」でキアロスタミへの愛を感じざるを得ないラストだった。
初対面の女優に何食わぬ顔で息子の割礼の話を始め、挙げ句の果てにイチモツの皮を託すパンチ効いたおじいさんが出てくるが彼は決してセクハラとかそういう認識はないのだろうなと思うし、あの彼にそういうこと言ってもしょうがねえなとなる。
あの弟の皮ってどこに埋めたんだろうなあ。彼が肩身狭いのは120%彼の器量のせいだと思うよ。