カンヌ国際映画祭のグランプリとアカデミー脚色賞を受賞したスパイクリーの作品。
あまり説教臭くない、エンタメに振り切ったスパイクリーの映画でした。主演のジョンデヴィッドワシントンはテネットより良い演技をしていたし、アダムドライバーは作品に笑いと緊張感を与えています。この二人の演技、そしてスパイクリー特有のオシャレな編集が映画のクオリティを高めていました。もう少し余分な場面をカットしていれば、もっと見やすい作品になったんじゃないかな。
特別スパイクリーが好きなわけじゃないけど、今作は今まで見てきた彼の作品の中では一番面白かったです。