さり

ブラック・クランズマンのさりのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
4.0
黒人、白人、ユダヤ、女性
一つの枠組みだけを捉えて伝えるんじゃなくていろいろな目線から描かれているのが2時間に凝縮されていることがすごい。
フェリックスの妻は女性という立場から蔑視されているが、団体として力になりたいと尽力しようとする。同志たちに承認されたいという一心で。最後は利用されるけどすごく嬉しそうで、女性という立場からみるとすごくもどかしかった。ある意味時代が作った女性像だと思う。

70〜80年代とアメリカを舞台にしてるけど現在にも通ずる問題だという事をラストで物語る。
良い映画
さり

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