アメリカだと民族的なバックボーンを意識せざるを得ないというとバッドラップが思い起こされてしまうんですが、アダム・ドライバーが演じるユダヤ系の警察官が白人として生きてきたが今だと自分のユダヤ系としてのバックボーンを意識しないときはないと話すシーンが印象的でしたね。
全体的にはコミカルでシリアスになりすぎないように進んでいくので楽しく見れるんですが笑いどころのネタもセンシティブではあります。
冒頭で流れる映画であったりだとかのフィクションによるヘイトの影響であったり自身の生まれのアイデンティティを意識させられたりだとか要素要素入っていましたけど最後、娯楽として余韻残しつつ終わったあと現代に直接的につなげてきたのは好みでした。逆さまになった国旗を白黒にしていくのすき