翔

ブラック・クランズマンの翔のレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
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2019-16

 黒人警官ロンは電話の会話で信頼を勝ち取り、KKKに入会。実際に会合に参加する白人警官フリップとコンビを組み、爆弾テロの計画を探る。

 冒頭から叩きつけられる言葉の迫力。直接的な暴力シーンは無いのに頭がひりつくような緊迫感を覚えるのがすごい。それでいてどこか軽やかさも感じるのは、主人公ロンのキャラクターの影響か。
 爆弾テロを巡る物語はきれいとも言えるラストを迎える。しかしそこでこの映画は終わらない。物語と映画、それぞれが全く違う印象を残してこの作品は終わっていく。
翔