コメディ要素強めの作品
と思って鑑賞したせいか
想像以上のメッセージ性の強さ
現代社会への風刺が効いている作品で
かなり驚いた。
前半は確かにテンポ良く話が進んでいた。
しかし後半につれて
ブラックパワーとホワイトパワーの
違いを認め合うことが出来ない辛さ
傷つけ合ってしまう現実を
これでもかと突きつけられた。
エンドロール前何が映るんだろうか
と思いきや全部最近の映像で
日本で報道されていないだけで
数多くの人種差別による凄惨な事件が
未だに残っている、結局何も変わっていない。
遣る瀬無い何の言葉にも表現出来ない気持ちになった。
映画という一種の娯楽で
政治的メッセージを伝えていくスタイルは
最近洋画ではよく見る。
トレンドかもしれないが
日本じゃ見られないため新鮮だった。
