おとうちゃん

ブラック・クランズマンのおとうちゃんのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.6
憎しみに居場所なし!

KKK(クー・クラックス・クラン):アメリカの秘密結社、白人至上主義団体。

KKKに潜入捜査をする黒人警官。
そんな破茶滅茶なことあるかい…って思ったら。

なんと、実話!

ブラックパワーvsホワイトパワー
人種差別を描いた黒人と白人のバディ物といえば、『グリーン・ブック』が有名だが、私めは こちら推し。

白人監督が描く黒人問題…『グリーン・ブック』
黒人監督が描く黒人問題…『ブラック・クランズマン』

黒人問題という重いテーマを描きながら、上品にまとめられた『グリーン・ブック』に対し、本作は娯楽性を重視した作りになっている。

楽しみながら考えさせられる、娯楽と考究を両立させた成功例♪

黒人の監督だからこそ実感できる、黒人であるが故の黒人にしか分からない苦悩がセリフや表情から自然と伝わってくる。

黒人問題…本当に問題があるのは白人!

映画の中でも言っている。
「この国が差別主義者を大統領に選ぶはずはないだろう!」
果たして、そうなのか・・・🃏

人種差別という言葉が残っている限り、人種差別は続く。

純血主義を掲げるKKK
変なマスクをして十字架を燃やし、過激な破壊活動…かなりイメージの悪い組織であり、この映画でも悪の秘密結社として描かれているが、これも果たしてそうなのだろうか・・・

純血を守りたいという気持ちは、私めも少なからず持ち合わせている。
将来連れてくるであろう娘の結婚相手も、日本人男性以外は考えられない。

自身 決して差別主義者ではないと自負しているが、もしも娘が白人の彼氏を連れてきたら・・・それは、諦めるしかないだろう😪シャーナシ

でも、もし黒人の彼氏を連れてきた・・・断固、反対するだろう😤シキイ マタグナ!

もう一度いう…私めは差別主義者ではない!