ブタブタ

ブラック・クランズマンのブタブタのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.5
思ったよりコメディ寄りでなくシリアスで淡々としており、展開は鈍重と言ってもいいほど。
でも黒人白人捜査官の二人一役でKKKに潜入捜査を行う奇想天外さと、ラストの有り得ないくらいのハッピーエンドが内容の暗さシリアスさと鮮やかに対比を見せていた。
ロンとフリップの二人の勝利もKKKの末端の支部を叩き潰しただけであって、ラストの『現実』を見せられた時の絶望感は余りにやるせなく、やはり之は映画の世界だけはせめて「正義が勝つ」ファンタジーを見せたのだと思ったのでした。
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