物語は、潜入モノのハラハラドキドキ感と、軽快なコメディテイストで、凄く面白いのですが、合間合間にゾクっとするようなシーンやセリフが挟み込まれてて、緩急がすごい効いた映画でした。
ラストの実際あった事件の映像やトランプ大統領の発言の映像で、映画の持つ強いメッセージにハッとさせられました。
日本も他人事じゃないと感じます。
ヘイトデモやヘイトスピーチはもちろんのこと、普段の生活の中で中国人や韓国人への偏見や軽い悪口を当たり前のように言う人がいたり、ツイッターでの差別的発言も年々増えて来ているように感じます。
このままで大丈夫なのだろうか？
映画の中に出てきた"make America great again"や"America first"などの文言、完全にトランプ政権との関連性をハッキリと臭わせています。
痛烈なトランプ政権批判ムービーでもあると思います。
エンターテイメントとして楽しめる一面も持ちつつも、ズーンと重く考えさせられるメッセージを残す、素晴らしい映画だと思います。
ダンスシーンで流れてた「トゥ・レイト・トゥー・ターン・バック・ナウ」by コーネリウス・ブラザーズ&シスターローズがめっちゃ良かったです。
レコード欲しいなー。
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全然関係ない余談ですが、
毎月インスタのストーリーに「今月映画は〇〇本！中ではコレとコレが良かったです」と、マンスリー大賞をやってるのですが、14日現在、観てる映画本数が14本。
1日1本なんて観てないのに…いつそんなに観たんだろ？？
とりあえず今月は良い作品多い月です。
