しゃしゃき

存在のない子供たちのしゃしゃきのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.8
ただただきつかった
「育てられないなら産むな」
12歳の少年が両親にはなったこの言葉が
鋭く刺さったなあ
この世に歓迎されない命なんてあってはならないのに、それをズッシリ背負って生きていく少年。
強くてたくましくて脆かった。

貧困は経済的な余裕がないだけでなく、学力も伴っていないことが多い
現に主人公も学校に通えてなかった
困った時の考え方、知識、対処法とか全てが欠けていて、結局暴力に走るしかない
何とも本能的で、動物的に思ったけど
これは世界中どこにでもある現実だ
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