醍醐味

存在のない子供たちの醍醐味のレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.9
邦画「誰も知らない」の洋画版の印象を受けた。

この環境に身を置いていても、信頼してる身内と離れることが寂しいとか、守りたい存在があるとか、自分の身を後回しにしてまでお世話する存在だとか、正しいことを真っ直ぐに貫ける強さ、どうしたらこんなにも失わずに居られるのかなって…
胸が苦しくなるのと同時に、知識が少なければ少ないほどどうにもならない現状から抜け出しづらいんだなあと思った。
ゼインくんの賢さが至る所でわかる。
抱きしめたい。

これ本当に演技なの?ってくらいドキュメンタリーなんじゃないかとドキドキした
こんなにもナチュラルなのは、日頃からこの環境に近いとこに身を置いているんじゃないかとか、こういう感情のようなものを知っているんじゃないかとか考えてしまった
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