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存在のない子供たちのmiのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.0
レバノン映画。Cannesで審査員賞を受賞した作品ですが、ドキュメンタリーのようなキャストの演技力とリアリティに富んだ展開とシーンの連続。貧困に喘ぐ幼い子どもが「自分を産んだ両親を訴える」所から話が始まる。少年だけでなく、周りの登場人物全てが苦悩と葛藤に生きている。頂いたプレスシートに監督の事を「レバノンの美しき才能」と書いてあったけど、その通りだと思った。余韻を静かに引きずっていく音楽が素晴らしく良い。最後のゼインの笑顔が可愛い。
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