紫式部

存在のない子供たちの紫式部のレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.2
いつも犠牲者は子供達だわ・・・

舞台となっているのは中東の国なのでしょう、内戦と貧困と移民と、日本では全く身近に起きてない困難な状況下で必死に生きている子供達の日常に言葉が見つかりません。

主人公のゼインは身分証が無く、誕生日も年齢もわからない、学校にも行けず生活の為に働き通しの毎日で、生活環境も目を覆いたくなるほど。
そんなゼインが必死に生きる様を目の当たりにして、心が痛くなるのと、無力さに呆然とするばかりです。

妹思いで心優しいゼイン、絶望と希望に輝く瞳の純真さと裁判所での心の訴えに感動以上の刺激を受けました✨
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