おてつ

存在のない子供たちのおてつのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.5
自分の年齢も知らない尚且つ戸籍なしのゼインは家族と絶縁し、ある親子と邂逅したが、その母親が逮捕され、ゼイン1人で子育てをする事に…人身売買が当たり前の混沌とした世界でゼインの感情は爆発する。“僕を産んだ罪”で両親を告訴するという発言に胸を締め付けられた。育てられないなら、産むなというゼインの発言は至極真っ当な意見だと思うんだけど、今作のラヒルの様な育てたいけど、適切な環境が整っていない人もいる訳で、一言で済ませられる様な物じゃない。難しい問題だね。
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