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存在のない子供たちのmaのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
5.0
子役の演技に引き込まれて観てたけど、ゼイン役の子は、実際にシリア難民の子で、他の演者も殆どが素人だったと知り、驚いた。現実に経験してるからこそ、リアルで、まだこのような現実が世界のどこかであると思うと心が痛い。心が綺麗な人に限って、不幸。子供を奴隷のように使う親。生きていく為に、追い詰められたら何でもできる人間の怖さ。最後はハッピーエンドでよかった。エンディングで初めてゼインが笑って、そういえば、この子一回も笑ってなかったと気づき、心が痛かった。本当に赤ちゃん含めて全員の演技がリアルで、引き込まれる映画だった。
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