みもねる

存在のない子供たちのみもねるのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.0
心が痛い。最後の笑顔で号泣💦💦
辛すぎるドキュメンタリータッチの映画。

子どもがあかちゃんを面倒見ていて周りの大人がなんとも思わない世界。
どういう経緯で作られたのかまだ調べていないが、きっとこういう状況はあるから映画になったんだろう。

誰か手助けしてあげて。おかしいでしょ。赤ちゃんが鍋に乗って子どもが引っ張ってるって。

ゼインの法廷での親へ言いたいこと…子供を作るな!
まさにそれ。そこに原因があるのに、社会のせいにして。

こういうのを見るにつけ教育の大切さを痛感する。避妊なんて知らないんだろうな。欲望の赴くまま→子供が大勢できる→生活困難→教育を受けられない→避妊を知らない·····まさに悪循環。
あと社会福祉。それと安全な社会。

ゼインは刑務所の中が一番安全で穏やかに暮らせたのでしょう。

親から言われた一番優しい言葉は、「出ていけ、クソガキ」12歳の子の心と体をどれだけ傷つけてきたのでしょう。心が本当に痛みます😢

私たちは幸せだと思います。ありがたいことです。
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