本作のタイトルで井上陽水を思い浮かべた人は仲間です。まあそんなことはどうでもいいんですが…。
ジャ・ジャンクー監督の映画は現代中国の問題をストレートに描かないように、物語の途中で不思議なシーンを挿入するらしく、本作にも終盤にそんな描写がある。
どうしてそんなシーンを挿入するかは、政治が大きく絡んで、ややこしくなるからここでは書かないけど察してね。
で、簡単に表現すれば本作は大人の男女のメロドラマなんだけど、主人公の女性はただ男を愛してるだけなのに、男は変なプライドを持ちすぎてなんか哀れだった。
その時代を象徴するように登場する携帯電話の変化が面白い。
ぼくは両方とも嗜まないので、登場人物達の喫煙率と飲酒率が高いのが気になりました。