ジャ・ジャンクー作品の音楽はやっぱ林強だよ！！最高だよ林強。まじで好き林強。我很愛林强。第一音から心持ってかれる。
社交ダンス追悼はシュールすぎて笑うんだけど不思議に寂しい気持ちになって、さすが以外の言葉なし。今回の“感染力のある風景”も良い。そしてチャオ・タオが炭鉱場で父親にかける一言と、ピストルシーンは良すぎて鳥肌。
00年代の映像ミックスも深みがある。贅沢を承知で欲を言えば、撮影はいつもの余力為でも観てみかったけど…
過去作オマージュみたいなことではなく「青の稲妻」「長江哀歌」の世界が生きてるし、2つの作品のチャオ・タオの役柄がリンクしたという監督の気持ちもわかるんだけど、その2作が好きだからこそ「2作を知らない状態でこの映画を観れたなら…！」というI wish＋仮定法過去のような気持ちにはなった。しょうがない。と思う。
とはいえ、サリーイップ流れまくり、過去作を知ってるとクスッとなるシーンもあったりして、嬉しい気持ちにはなっちゃう~。オマージュだと思って観ると「ジャ・ジャンクーは明日死ぬんか？」と思うくらいの集大成テイストに受け取れる気もするので、検閲が厳しくなる前のラスト…的なこともあるのか？とか深読みしたりして
しかしこの次に、ジャ・ジャンクーが何を撮るのか楽しみすぎ
