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バスキア、10代最後のときのkarinのレビュー・感想・評価

バスキア、10代最後のとき(2017年製作の映画)
3.3
バスキア展があるので、予習です。

今、時代はストリートじゃないですか。
ヴィトンがシュプリームとコラボする時代です。

でも、わたしを含め、若い世代はストリートがどこからきたのか、あまりわかっていない。
(だからこそ、再解釈で新しいものも生まれているのですが)

このドキュメンタリーは、若かりし頃のバスキアと一緒につるんでいたり、セックスやクスリをしたり、
創作活動をしたり、バンドをしたり、
そういう方たちの思い出話によって構成されています。

バスキアがどういう人であったか?ということ以上に、
バスキアがどんな渦の中にいて、それを生み出していったか、が知れる映画でした。

天才は結局、生まれてから死ぬまで天才なんだよなと打ちのめされたところでこの映画がおわりました。
(言わずもがなバスキア展でも、本能的に打ちのめされました)
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