キモサベ

アップグレードのキモサベのレビュー・感想・評価

アップグレード(2018年製作の映画)
3.3
『お見事っ!!』と言うほかござんせん
清々しささえ感じました
リー・ワネル監督(脚本)の“頭”の勝利です

何故そのように感じたか?・・・本題です
勝因その1
全ては近未来という設定にあります この“近”をうまく利用しました・・・街も社会も人も車も“近”ですから、いじくらなくってよし、お金かかんないス
勝因その2
“ステム”というAIチップ
チップですよ、こいつに声だけやらせて、あとは主人公に宿らせちゃう、お金かかんないス
勝因その3
“お金”のことばかり申しましたが、この映画、その割にはいわゆる『B級臭さ』をあまり感じないんです
“陳腐”でも“チープ”でもない仕上がり・・・冒頭に申しました清々しさへとつながったのかと?

たいへん貴重な作品、『結構なお点前』でした
キモサベ

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