このレビューはネタバレを含みます
音楽を売りにしながらも、かなり淡々としたストーリーの映画。
話は確かに平凡だけど、音楽の曲調とマッチしていて退屈しない。映画時間も100分いかないくらいなので、映画というよりストーリーのあるpvみたいな感じで楽しめた。
父親の性格が悩みつつもどこか大人になりきれない感じでよかった。
こういう親子ものにありがちな理不尽な頑固さではないので共感が持てる。
ラストのサムが引っ越した先で曲を披露するシーンが劇中歌の「everything must go on」の歌詞の離れていても繋がっているというのに結びついているようで、単純ながらも結構グッときました。