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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうたの39のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

深くもなく浅くもなく、軽い気持ちで楽しめる音楽映画でよかった。

からっとしているけど絆の強さを感じさせる父娘関係がとてもよくって、「ね~一緒に音楽やろうよ~」とお父さんが駄々をこねてもうざくない(笑)

音楽そのものは超好みでよかった。カーシー・クレモンズのハスキーボイスが好き。ニック・オファーマンがとても綺麗な目をしていることを初めてしりました~(今まで注目して見たことなくてごめんなさい)

お父さんとトニ・コレットがくっつかなくてよかったし、サムも恋人と離れたくないからと故郷を離れないことにならなくて、着地点がどちらも素晴らしい。『はじまりのうた』があれだけいい作品でヒットもしたので、例えとしてでてきてしまうのはしょうがないけど、両方比べて「どちらがいい」ということにはならないと思う。決して二番煎じではなくどちらも優れたバランス感覚の作品だし、音楽の好みで見分ければよいと思う。
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