みー

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のみーのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人に迷惑を掛け合うことが生きること。

それは筋ジスの鹿野さんにとっての言葉でもありつつ、普通の人間にとってもそうであるよなーと納得。

ぶっちゃけそりゃあ最初は美咲ちゃん同様、イヤな奴だなとも思いはするけど、、(笑)
そして、あの焼肉&ライブ、からのお漏らしとか、そういうのがなければこの2人は近づくこともなかったのかな、とも思いますが、
交わる人は交わって、交わらない人は交わらない、人生そんなもんですしね。

お母さんの、私があんな体に生んでしまった、とか。
お母さんとの関係性も最後に救われてよかったなーと。

生きたい、声も出したい、あの環境下では、全てが全て我儘に思えるけども、それでも、周りの人の支えや諦めない粘り強さというか、しつこさ?(笑)というか、
それで、摑み取れるものはちゃんと掴みとってるって生き様がカッコ良いなと思いました。

アメリカ行きとかは夢半ばになってしまったとしても、それでも、ボラにも囲まれて、幸せになれたんじゃないかな。
いや、もっと、もっとたくさん夢とか叶えたかったって思ってるのかもしれないですけど……


それから。三浦春馬くん。あー、生きてるって思った。
ちっさなことかもしれないけど、本人にとっては大きなことで。
せっかく色んな教材渡そうとしても先を越されてたり、ベッドイン寸前というのを聞かされてしまったり、
そういったことで色々と奔走してて、精一杯の生を感じました。
生きるってそれでいいんだよね、きっと。
そして、あの青年感すごくすごく参考になるなーとも。これは個人的な話。


最近映画見るたびに。その世界とか役の人生とかに嫉妬するようになってる気がする。。
自分もそれくらいカラフルに生きられるように、改めて日常生活から大切にしたいななんて。


普通に泣きました。
実話なんすねー、生きるってこと。それぞれの人生だったりを感じられる映画でした!
タイトル回収の速さね。(笑)

それから最後の方。3人で見るあの景色は、とても印象的だった。
あんな景色とか定期的に観られたらそれだけで生きている意味あるのかなーなんて思えますね。
これを書きながら、メランコリックのラストのセリフを思い浮かべてます。(笑)


あ、最初だけ少し、あれだけ対立してたのに距離縮まるの早くない?とか少し思ったりしたけど。


それから、ちょっと前に言われたけど、俺は全て一旦受け入れちゃう人間なんだなってのはこの映画の感想書いてても思いました。
みー

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