このレビューはネタバレを含みます
良い映画だった。病人としての心構え。
高畑充希と三浦春馬。目が誠実で良い。
三浦春馬、俺は偽善者なんだ。とか悩み出す場面、本当に純朴な大学生みたいでめちゃくちゃ良い。
大泉洋も良い。わがままだけど愛(?)がある。
上っ面で優しい言動したって見透かされる。
いつも優しいこと考えてたり常に心の中に愛がある人間じゃないと滲み出せない。
この映画の大泉洋みたいで有りてえと思った。
大泉洋、なんでこんなにこの映画では魅力的に見えるのに、紅白の司会とかやってる時は、目が笑ってなくて嘘っぽいんだろう。
故人がこの映画を観てたから、病人としての振る舞いとか参考にしてたのかな?って思って私も観てみた。
親が「丈夫な身体に産んであげられなくてごめんね。」って言ったときに、病気の息子が「それだけは違うから。それは言わないで。」って言うのはあるあるなのかな。
この映画のおかげなのか、故人は短い時間でお金掛かろうが何だろうが何にも遠慮しないで1番希望するプラン、病院を選んで、何が欲しいとか多分何でも言ってくれた!
あと、「心配かけてごめん」とか絶対一回も謝ってこなかったお陰で、最後まで冗談言ったり対等に楽しく接することもできた!!
もし自分が病人になった時があったら、この映画を参考にしたいわ。
健康でもこの映画の大泉洋みたいに、愛があって禅問答みたいな頭で生きていきたい。