前の職場で実際に筋ジストロフィーの方と関わる機会がありました。
その方もやはり日常生活では支援が必要な方でしたが、いつも明るくておしゃべり好きで友人にハガキを書いて送ったり絵を描いたり、自身の趣味も楽しんでいる姿を見てすごく感心したのを覚えています。
筋ジストロフィー患者の鹿野と、美咲や田中くんなど彼の生活を支えるボランティアの人々の物語。
大泉洋がとても良かった。
割と重たい題材ではあるんだけど、程よくコミカルに、でも伝えるべきところはシリアスに、メリハリのある演技で良かった。
ボランティア側だって自分たちの生活があって悩みがあるんだよね。
どこまで支援するべきか、どこまで相手の気持ちを汲むべきか、これはすごく難しい問題。
だんだん距離が近づく美咲ちゃんと鹿野さん、ちょっと近づきすぎた気もするけど、最後は自分の気持ちをはっきりと伝えた美咲ちゃんは強い子です。
人間はできないことの方が多い。
「助けてもらう勇気」ってすごく大事な言葉だと思う。
