DVDを図書館で借りて鑑賞。
「結局、誰かの助けを借りないと、出来ないことだらけだからさ……」
という(主人公・鹿野さんの)科白。
これ、鹿野さんだけの話じゃない、この世に生きる者全員に共通する、人間の真実そのものですよね……。
一言でいうと、とても佳い映画。
どうして(このような佳作を)今まで観てなかったんだろう、と思うと同時に、(人生もとっくに折り返し地点を過ぎた)今こそ観てよかった、と感じもしました。
何かに挑戦すること、何かを諦めること、何かを変えること、そして今この時を生きるということ。そのどれもが本当に大きな意味と価値を持っているのだと……。
主演の大泉洋の好演もさることながら、三浦春馬がいろんな意味で難しい役どころを演じているのが印象的でした。