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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のwarderbrothersのレビュー・感想・評価

3.1
ー感想ー
高畑充希演じる「みさきちゃん」が純粋すぎて少しイライラしちゃいました。
大泉洋演じる「鹿野さん」のわがままとはまた違うわがままな子でした。
自分だとできないから人に頼り迷惑をかけるわがままと、何も考えない言動で人に無意識のうちに迷惑をかけるわがままの差ですかね。

そんな2種類のわがままに振り回されまくった三浦翔馬が気の毒だと思っちゃいました。特に後者のわがままですけど。

高評価の映画に対して批判的な感想をするのは自分がひねくれ者だと公表してしまうようで気が引けますが、どうしても耐えられませんでした。ただ、鹿野さんの生き方から生きる勇気をもらいました!素晴らしい内容ではあったと思います。



ー考察ー
尊厳とは?
自分らしさを絶対になくさないと、自らの道を突き進んでいった鹿野さん。今の病院のシステムでは患者は尊厳を得られないのでしょうか。もし、個人の尊厳が得られるようなシステムになれば、尊厳死という選択すら消えていくんでしょうけど現実的でないですよね。ただこの作品は患者にとって一種の希望の光になり得るのではないでしょうか!
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