シビレちゃった。
病気がゆえに家族から無条件に保護される代わりに、ボランティアの手を借りて生きる事を選択する筋ジストロフィーの主人公。
なんだか意外にも、観ていて清々しかった。
1秒たりとも人の助けなしには生きられない、という彼の言葉は、五体満足な私にも当てはまるかも知れないし、助ける側のボランティアだって助ける事で何をか助かってる感じを受けた。
色んな優しさに満ち満ちたストーリーで、
なかでもぐっときたのは
「健康に産んでやれなかった」から端を発する母親から息子への愛、「母には母の人生を生きて欲しい」と願う息子の母への愛が交錯して、結局けんかしてるシーン。
愛って見えにくいのね。
水曜どうでしょうの大泉洋がだいすきなので、演技する大泉洋がどうも苦手だったけど、これは素晴らしいと思いました。
実話だそうです。
