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機動戦士ガンダムNTのふもっふのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)
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「ユニコーン」の続編。コロニー落としを事前に察知した「奇蹟の子供たち」を中心に消えたはずのユニコーンガンダム3号機フェネクスを捕えるためにそれぞれの思惑が絡み合う...まあ出来の良い作品であるのだが40年ガンダムを語ってきた人間からすると(ナラティブに掛けてる)もはや戦争の兵器ではない全く別のものになっていて「ガンダム」である意味がないのよね...エンタメの物語として武器や技の威力が拡大していくのは避けられないのは理解できるがここまで来ちゃうと僕が求めていた”エースパイロット”の活躍という当時ワクワクした要素が全く感じられずに白けてしまう。人類の革新と言われた”ニュータイプ”の定義も神話チックになっていってこれじゃない感が否めない(富野由悠季はきちんと語っていないが)。はっきり言うと「エヴァ」以降、あらゆるロボットアニメが”エヴァの呪縛”から逃れられなくて結果的に”エヴァみたいな話”に終始する中でブルータスもといガンダムお前もか!!って叫びたくなってしまう。う~ん、悩ましいね...
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