単独の映画というよりはファンアートに近いと思う。
1番最初の「機動戦士ガンダム」の続編の続編の続編の…という「ガンダムUC」の続編。
今までの作品を見てない視聴者にも分かるように…っていう配慮は一切なくて、その分過去の作品の参照とかオマージュに満ちていて、「まだ食べ足りなかったこれまでのファンに」って作った作品に思えた。
でも、何だかんだで昔の作品に出てたロボがちょい役で登場してると嬉しくなってしまう。
ただ、敵のロボもラスボスのメカも、それと戦う主人公のガンダムも前作と同型なので、どうしても二番煎じっていう感じがしてしまう。
SF/ロボット/オカルトの要素でオカルトに振り切った作品だった。
「これまでも散々オカルトバトルはやってきた」っていう人も居そうだけど、「人間、念じればヘリウム3の核融合だって起こせる!」っていうのはサイキックバトルものでもなかなかやらないんじゃないかな、と思いました。