新作『コウイン光陰』公開前に、前作の『第二警備隊』を鑑賞。
前情報一切なしで見たんだが、この映画、脚本も演出も素晴らしい!
暴力団に狙われた寺院を守るために闘う、民間の警備会社の活躍を描いた、ストーリーにしてはシンプルな作品なのに、112分というランニングタイムが一向にダレずに、緊張感いっぱいのまま進行する。
警備員だから、派手なアクションシーンはなく、耐えて耐えて耐え抜くだけなんだが、令和の世界には見受けられないような、真っ直ぐな男気が溢れていてストレートにカッコいい!
ここは主演の筧利夫と、元ボウケンシルバーの
出合正幸の渋い演技がハマってる。
紅一点で目立ってた元スケバン警備員の竹島由夏って『クウガ』にも『六番目の小夜子』にも出てたんだ! 新作では出合正幸とのダブル主演ということだから期待が高まるなぁ。
普通に見終わっても十分おもしろかったけど、鑑賞後にググったら、なんと実話に基づくお話とな! さらにビックリ!
さて、7年ぶりの続編『コウイン光陰』も楽しみだ。