リッジスカイウォーカー

オリバー・ストーン オン プーチンのリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

4.0
プーチンのウクライナ侵攻の決断を受け、プーチン自身の思考や歴史を急速に知りたくなり、鑑賞。

正に今観なくていつ観るの?という作品。

オリバー・ストーンのインタビューをなんと4回に分け計約4時間のボリューム。
ものすごい量だと思うけど、不思議とあっという間に終わりました。

本作を観る前に、Youtuberのピロシキーズ、豊島晋作のテレ東ワールドポリティクスを観ていて、プーチンはNATOが嫌なんだな、という事を感じていたのだけど、このインタビューを観て、とにかく自国が攻撃されるかもしれないという状況は絶対に許さないという気持ちが昔からあったんだということがわかります。
一朝一夕に決断したわけではない。

インタビュー内では、合法かつ国際社会のルールに則った判断をしているということを繰り返し言っていますが、そんなものは全て現在の強行により消し飛んでます。

どんな理由があるにせよ、これはもうジェノサイドである。

核を撃つことも辞さない、というニュースも飛び交っているし、もう悪の帝王にしか見えない。



ロシアが中国と仲が良いことも、考えを知れたのでよくわかる。

自国が一番で干渉されたくないんだな。


本作の最後にオリバーストーンは正義のためにこれを撮っている的なことを言っていたが、無意味に終わってしまった。

現在の侵攻を観て、オリバーストーンが今何を思うのか知りたい。



プーチンの思考を知りたい方、今何でこんなことになっているのか?少しでも知りたい方は、このインタビューを観ると、いろいろと腹落ちすると思います。

日々のニュースではなかなか知ることができない、貴重な発言のオンパレードです。