お麩

猫の恩返しのお麩のレビュー・感想・評価

猫の恩返し(2002年製作の映画)
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自分の時間を生きるのだ

私、間違ってなんかいなかった。猫を助けたことも迷って苦しんだことも、みんな大切な自分の時間だったんだ!

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同級生のちょっとかっこいい彼とか、
もうなんでもないの。
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素直な女の子ハルが出てきて、紳士なバロンが出てきて、横浜の元町がモデルで、猫が二足歩行で、喋る。
冒頭30分で「わたしこの話好き!」と家族に叫んでた。

ところがわたしは、意地悪な人(猫王様)が出て来る話がどうも苦手なの。本当に嫌な気持ちになって悲しくなってしまう。それに、明らかに意地悪な登場人物をだして、主人公の美徳を強調させるなんてテクニック、なんてひねりがないのでしょう。
猫の恩返しの王様も、アリエッティの家政婦さんも、アニメと分かりながら本当にイヤッ。もう!もっと丁寧につくってくれてよくってよ!
取り乱してしまいました。

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バロンがかっこいい。強くて優しくてかしこくて。美味しい紅茶もいれてくれる。
わたしが最近その人の幸せを願ってやまない彼は、バロンに似てると思う。

そして、わたしは芦田愛菜ちゃんみたいな素直な女の子がフィクションとして大好きです。雫も、ハルも、メルちゃんも。

なお、🐱「行こう!恐れずに!午後の上昇気流が乱れるとき、星にも手が届こう!」
は、みみすま。
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