75分でサクッと観られるジブリ作品。
他のジブリ映画みたいに深い感動や教訓があるわけでもなく、わくわくするファンタジーに溢れているわけでもなく、比較的現実に近い女子高生の世界を描いているリアルなテイストの作品。
それでもやっぱり最後にハルがちょびっと大人になっている姿は温かい気持ちになったし、『風になる』のウクレレの前奏が流れ始めた時にはうるっときてしまった。
それにしてもジブリ、無名だけどその後大成する俳優を見抜く才能がエグすぎない?
『耳をすませば』の高橋一生もそうだったけど、山田孝之なんて2014年の『信長協奏曲』で認識したのが初めてだったと思うから、2002年のまだ未成年だった頃の真っ直ぐで精悍な青年の声にたまげたよ。
バロンは『耳をすませば』内で露口茂さんの声で聞い慣れていたので、初めて今作を観た時はスゴく違和感があったなぁ〜。しかも袴田吉彦って気付いた時には“アパ不倫“騒動の後だったので、超衝撃だった😂笑
でも犯罪じゃなくて良かったよ。声優のせいでジブリの作品が再放送されなくなるなんてとんでもない損失だからね🤷♀️そういう意味では、薬物や未成年淫行などに手を出す人間を選ばない才能もエグいぞジブリ。
そしていつもいつもしれっと脇役で登場してくるTEAM NACS🤣今回の大泉洋と安田顕はさすがに言われなかったら分かんないでしょ!一言ずつしかないし!!笑
今作は『耳をすませば』の雫が書いた物語という設定らしいですね。
『耳をすませば』の続編めちゃくちゃ観たかったんだけど、なんで実写に…いや、100歩譲って実写は許そう。なんで聖司くんがバイオリン職人じゃなくなっちゃってるの…😭せめて監修だけでも宮崎駿にやってもらって欲しかった…😭ということで怖くて観られないのが残念だな。