りょーこ

ナイフ・プラス・ハートのりょーこのレビュー・感想・評価

ナイフ・プラス・ハート(2018年製作の映画)
3.5
ゲイポルノ界隈で殺人事件が起きるフランス版ジャッロ

お洒落系と想像していたので理解出来るか不安でしたが、ジャッロらしいシンプル展開だったのでイケました♪

レトロな世界観でディープな職業をねっとり魅せる!

エンドロール前のシーンが幸せそうでほっこりしたぁ~

フランス語鑑賞
英語字幕あり



1979年パリ。

ゲイポルノ監督であるアン(ヴァネッサ・パラディ)は、10年付き合った彼女で編集者のルイスが忘れられない。

とはいえ撮影は撮影。
今日もごりごりワッショイよ♪

ところが、ゲイの男優たちが何者かに殺される事件が次々に起きる。

それすらも映画にしたるわぁ!とかヌカすアンだったが……



ヴァネッサ・パラディの場末感、すえっからし感が凄い(笑)
もともと貧相ですきっ歯なのが、年取ってやさぐれ感マシマシで老害臭がヤバかった!

しかも滅茶苦茶かまってちゃんで、そりゃあルイスも逃げるわよw
むしろよく10年も続いたな( ゚∀゚)ノ

男優さんたちもクセが強い。
たまにビックリするような美男子がいてドキドキしちゃう♪

チンコでタイピングしてたけどw

Mouth of Gold って勃たせ師?がいたのが面白かった!
『18倫』にはいなかったゾww

殺人鬼の凶器がディルドに仕込んだナイフというのもイイね☆
色が黒なのもゲイぽくて良き!知らんけど!!

殺人鬼の背景とか盲目の鳥など、もんやりとしか分からない描写もあったけれど、エロティックで刺激的な演出は、激しさを省いたレトロなギャスパー・ノエみたいで好みでした~
りょーこ

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