何かのハプニングやエピソードではなく対話で成り立ってる映画。
父親が疎ましい存在に見えるがこの父親が話すことをよくよく聞いてると興味深い。母親が今まで聞いたことないような事を話す人だったと言って惹かれた理由を話すがその通りであることがちゃんと描かれる。
家族ってこんな風に鬱陶しいと思いながらも一緒にいる存在っていうのが世界共通なんだな。
向こうの若者は信仰や哲学的な会話について普段から話してるのかな。会話の中で『神を信じない国では犯罪率
は低いが自殺率が多い 犯罪は少ないが幸せとも言えないんだ』と出てくるが日本のことかな…と思ってしまった。
顔中アリがたかった赤ちゃんとか井戸の中で首吊りとか時折挟まれる不穏なカットはどういう意味なのだろう。
