読まれなかった小説の作品情報・感想・評価・動画配信

『読まれなかった小説』に投稿された感想・評価

とても深い作品です。
哲学的な高みへと、重層的に物語を紡いでいます。
『雪の轍』よりずっと平坦な作りで、より淡々としているのがこの映画の醍醐味にもなっています。
とにかくよく歩く。
街から村へ山道や…

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sghryt
4.0
読まれない小説でも書かなければならない。
水の出ない井戸でも掘らなければならない。
ぶん
3.7

こんなに長いとは知らずに観たらなかなか終わらない💦
長い台詞のこのテンポはどこかアッバス・キアロスタミを思い浮かばせる。
しかし長い!

全てに否定的な主人公。どんなに抗ってみても結局はどうにも…

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ui
3.2

ストーリーとしてはそこまで難しくないけど180分越えなのとセリフが多くて結構疲れてしまった

人との付き合いが少し不器用な親子
どこにでもありそうな、誰にでも起こりうりそうな話

独特な温かい風景が…

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sho
-
ジェイランやっぱり好きだなあ。作家に喧嘩うってキレられて、舌打ちする。腹いせに、橋上の装飾を壊して、ビビって逃げる。一連のシークエンスは笑った。
ラストの井戸掘で終わるのも良い。

雪の轍が良かったので、続けて視聴。こちらは父子を中心とした物語。雪の轍と同じように人々の いい表現をすればディベート、お互いの批判を厭わない会話が中心に進んでいく。ラスト 父親が1番の息子の理解者で…

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文字
4.2

過去にヌリ・ビルゲ・ジェイランの他の作品を観た際にも感じたが、どうしても主人公に対して嫌悪感を抱いてしまう。
ただし、この嫌悪感とは単純な反感や拒絶ではなく、もっと複雑で内面的な感情を喚起するものだ…

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これだけの長尺のなか、人物が「決める」「決意する」「決断する」「選択する」瞬間を確信犯的に映画から排除している。これが、「(より“バカども”のほうではなく、より芸術的であるほうを)選ぶ」ことによって…

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このレビューはネタバレを含みます

『雪の轍』がけっこうどよーんめの映画であったため、こういう監督なのだな、と思って覚悟して観たら今回わりとキャッチーで明快なお話で意外にも普通に楽しめてしまった。主人公が若者だからかなー。『雪の轍』は…

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鋭利な棘で逐一刺してくる前作『雪の轍』が良すぎたのもあるけど、今回はハイコンテクストな作品で自分にはやや受け入れにくかった。文学の教養があればもう少し理解できたかもしれない。それでも会話劇の面白さは…

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