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フォルトゥナの瞳のDolphinのレビュー・感想・評価

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)
4.5
今、一人の命が助かったんです。

今日レビューする映画「フォルトゥナの瞳」 主演 神木隆之介 有村架純
監督 三木孝浩 三木孝浩の他作品「君の瞳(め)が問いかけている」「夏への扉 ー君のいる未来へ—」
★あらすじ★
幼少期に飛行機事故で両親を亡くした木山慎一郎(神木隆之介)は、仕事のみで生きてきた。しかしある日、自分にはフォルトゥナの瞳という死を目前にした人間が透けて見えるという能力があることに気づく。そこから生活は一変した。それに、その仕事場には嫌な先輩がおり、社長のお気に入りになっているのを嫉妬されていた。そんなある日、ある携帯ショップで桐生葵(有村架純)と名乗る女性に昔から愛用しているガラケーを直してもらう。明るく、自分に夢や自信をくれる彼女に、彼は恋をする。しかし、ある日、彼女の死の運命が見えてしまった。そんなとき、彼は何をするのか。
★感想★
百田尚樹さんのセンスすご。ちょっとサスペンス要素大目に振り込んでたな~と思ったらフィルマークスに恋愛しか書いてないの。まぁほぼ恋愛映画だよね。これ。主人公の最後の行動に対して
「え⁉何してんの?え⁉」
ってなるこの感じ最高にいいな~。途中天気の子に似てるな~と思い込んでしまった。もう見どころ出ちゃったよ。困惑しがちな主人公のえ⁉ってなる行動がすごいっていうね。ちなみに運命を変えたら自分の体が死に近づくっていうのがまたちょっと救いようがない設定。あー。それしかないんだな。っていう感じ。そういう意味では神木君ファンからしたら必見かもしれない。あとはね、面白い設定。ある男性がフォルトゥナという運命に女神の瞳を持ってしまったことによって生活が一変する。フォルトゥナとは、古代ローマ運命の女神で会って別名フォルス。フォルトゥナはラテン語で幸運を意味する。って感じです。そんなフォルトゥナという女神の瞳を持ってしまうと、もうすぐ死ぬ人間が透けて見えるという。そんな斬新で面白い設定にひかれてこの映画を見たといっても過言ではない。まぁそんな設定もまた見どころとなってくる。あと二人の駆け引きと、告白した後の関係値。それと、その後に現れる。それぞれの身近な人の様々な運命。これがまた面白い。仕事場の背景も見てて飽きなかったし、なぜ死ぬのか。そんなことが人によってピックアップされる。これでこのような長い映画を作れているのがすっごいな~。と思いました。あと今回の監督は、結構な高評価を受けた、「くちびるに歌を」を手掛けた方なので若干期待はものすごくしてました。それとこの作品を手掛けた百田尚樹さんに若干期待していました。そしたら結構、あ!面白いな。と思ったんですよね。全体的に結構おしゃれで、意外な始まり方をしたんですよね。意外な始まり方。ここも見どころだわぁ~。
★まとめ★
この映画の見どころは、斬新で面白い設定と、天気の子に似た、主人公のラストの衝撃の行動。そして、意外な始まり方。
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