わらき

⼗年 Ten Years Japanのわらきのレビュー・感想・評価

⼗年 Ten Years Japan(2018年製作の映画)
3.5
いやーオムニバス映画って評価が難しい。それぞれの監督の色を楽しむって見方はあるけど、一つの映画としてはどう見ていいのか分からへん。
全体的に結末委ねてくる系の話やった。人生スイッチってオムニバス映画はしっかりオチをつけてる話ばっかりやったの思い出して、お国柄が出るんやなーと。

・PLAN75
後味のわるーい話。生と死の対比が印象的なんと、舞台が都会じゃなく地方都市ってのが面白い。

・いたずら同盟
管理からの解放。馬を放つシーンが美しくて、子どもが生き生きしてるのは是枝イズムか。。。なかなか見応えのある内容。

・DATA
一番ヒューマンドラマって感じた。尺伸ばしたら結構拡がりそうな話やけど、ミニマムに終わらせてる。

・その空気は見えない
これも解放がテーマかな。ラストカットの女の子は何を思ったのか。。。

・美しい国
太賀と木野花の会話が印象的。タイトルの出方が秀逸。
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