劇場 No 74
世間の話題は新元号でモチきりなのですが、地元北九州の名画座では、昭和に一世を風靡した草刈正雄(北九州市出身)の新旧2作品の大特集‼️
その１本目は「体操しようよ」🤸♂️
定年を迎える朝、娘といつもの朝食をとり出勤する🍚
38年間、無遅刻・無欠勤で勤め上げた仕事人間の佐野道太郎👤
彼は38年前に妻に先立たれ、男手ひとつで娘を育て上げたつもり...❓だったが、退職直後に娘・弓子から自立して生きるように言われる🤭
そんなある日、地元で喫茶店を経営する女性・藤澤のぞみと知り合い、朝のラジオ体操集会に参加し始める📻
道太郎はどこか影のある過去を抱えてたのぞみのことが気になり始めて...🤔
銀幕で久々に観る草刈正雄👤
いい枯れ方をしたシニアになったなぁ🍂
その彼が演じる道太郎、老後の人生に指針がなかったので暫く彷徨います😓
昼間っから缶ビール、お昼ご飯はホカ弁...とにかくあてもなくブラブラ🚶♂️
仕事オンリーの真人間だった元サラリーマンが痴呆になりやすいのも頷けます🙄
でもこれは、直に私も受け入れることになる現実かなぁ...😓
完全退職した後に何をして晩年を過ごすか...そろそろ真剣に考え始めた方が良いでしょうか🤔
実際には、道太郎のようにシルバー人材の活用とかで、子守や痴呆老人の介護などの便利屋的な単純労働でもするようになるのだろうか...👴🏻
(とりあえずフィルマは続けるだろうけど🎞)
一見、この作品は子育てを終えた世代向けのように見えるでしょうが、子育て中の世代、そして親元を巣立って行く若い世代...全ての方に伝わるメッセージを持っている作品だと思います🗣
「親子って、ずっと一緒にいるわけではないから」
とりあえず、私にはこの言葉が心にジンワリとしみ込んできました😢
子育て真っ只中の方は、お子様に愛情をイッパイ注いでくださいね...後悔のないように💒
また、脇を固める共演者もGOODでした👍
私も和久井映見みたいな女性がいたら、早起きして参加するかなぁ😻
便利屋で働く青年・薫も渡辺大知くんのイメージに合う役😊
道太郎と弓子のエピソードに絶妙に絡んでくる緩い感じが面白かったです👍
ロケ地になっている、海を見渡せる公園もステキでしたね⚓︎
ネットで調べたら、千葉県南房総市にある野島崎公園だそうです🌊
