しおねむ

アラジンのしおねむのネタバレレビュー・内容・結末

アラジン(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

Dオタでディズニー映画でアラジンが一番好きな私が思ったこと全部書く。
考察とかでもなく、ただのオタクの感想。

総合的な感想は、全部中途半端な感じ。

長々と感想垂れ流すと、まず、楽曲が全部イマドキに編曲されて、ラップが入ってたりするのは新鮮で良かった。
確かにアニメじゃなくて実写で見たいし。
特にフレンドライクミーは画面も合わせてわくわくする。
ジーニーがウィルスミスは適役だったし、歌わせるならもうちょっとゴリゴリにラップして欲しい気持ちもあったな...
中途半端にヒップホップな感じとかラップをちょろっと入れてて、物足りない。
アリ王子が行進してくるシーンは、めちゃくちゃ人居て迫力あってかっこ良かった。
聞いたことない曲流れてたと思ったら、この映画の為のオリジナル曲らしい。
たしか女は綺麗なだけでいいって言われたことに対するジャスミンの気持ちだけど、最近のディズニープリンセス達は、強い女の子が多いから、イマドキでかっこよくて良いよね。

そしてアラジンジャスミン二人とも歌上手い。
ただ、一番待ちに待っていたホールニューワールドにはがっかり...
今まであまり外に出たことなかった王女が、やんちゃなアラジンに広い世界に連れ出してもらって、初めて色んなものを見て感動するというあのキラキラした感情がもっとわかればなあ...
あれは最高に綺麗でロマンチックな2人だけの空間なんだよ...
魔法の絨毯で色んなところ行ってますー!ってCGをずっと見せられているだけだった感じ。
けど、絨毯に乗る前のジャスミンが、アニメ版と全く同じ表情してたのには鳥肌たちました。

街並みとかセット丸わかりな所がたまに気になってしまった...チープすぎ...
あと街を映して遠くに見えるCGの背景も違和感しかなくて、つい目についちゃう...
他の映像は派手で圧倒されるのに、そういうところは意外となのね。という感じ。
街並みといえば、アラジンが街でもらったばかりの食べ物を、貧しい親子にあげるシーンとか、もう少し長くても良いのでは...
比べて泥棒して逃げてるシーンが長いから、ただの貧乏な悪ガキって印象しか与えてない気がする。
オタクとしては、「自分を犠牲にしてでも誰かを助ける心優しさ持った、ちょっとお茶目でやんちゃな青年」が伝わって欲しいんだ...

あとたまにスローになるやつ...なに...
「僕を信じて」って鍵となる大事なセリフがあるんだけど、それの1回目の見せ方が最悪だった...笑
何の再現ドラマですか...またチープ...
実写版アラジンすごく楽しみにしてて、絶対舞浜で観ようと前に座席がないド真ん中の席取っていざ!って気合い入れたけど、開始数十分で訪れるこのシーンに拍子抜けして一気に冷めちゃった...
その時点で、これもしかして私は感動できないかも...って薄々思って、その気持ちは変わらず2時間経過して気づいたらTHE ENDの文字を見ていた。
THE ENDの前もセットとエキストラ感ありすぎた気がするなあ...

アニメ版に思い入れがありすぎるのか、実写版には心動かずでした。
期待しすぎたのかなあ。
最悪だったとか書いたけど、今風な要素も加えられてて実写で見れてよかったところもあった。
けど良くも悪くも普通。
記憶には残らない。



ジーニーの頭に巻いてるやつデカすぎたシーン気になったし、めっちゃ笑ったの私だけなのか。
あの場面でしか出てこないし何であのサイズなのか教えてほしい。
しおねむ

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