プリモ

アラジンのプリモのネタバレレビュー・内容・結末

アラジン(2019年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

最初は見るかどうか迷ってた。
マレフィセントみたいに物語改変の作品だったらショックだから。
1992のアニメが大好きすぎて、サントラとにらめっこしてどれぐらい曲や流れが変わるか見て、映像の豪華さが言われてて結局気になって見に行った。見てよかった、な!最初はOPのアラビアンナイトをジーニー役が歌ってることに違和感もってたけど、千夜一夜物語みたいに物語を語ってるシーンにしてるからだった、って気づいて納得した。
アリ王子のお通り、フレンドライクミーはアニメをできる限り再現できてる。ただ投げキッスに腰抜かすところがなかった。

ジャスミンの自立した現代の女性像押し出してて伝わったけど、それを押し出しすぎてたのが新曲。あそこだけ浮いてたな。

吹替歌詞が思いっきり変わってるのが一番見に行きたくない理由だったけど、しっかり喋ってるようにセリフ作ってたので満足。ただ、アラジンが街で人気者って歌詞があるけどアニメと意味が違ってて、ん?ってなった。

アラジンは全体的に大人になって色男化してる、ジャスミンは原作に近い、ジーニーは言わずもがな。
イアーゴはバケドリになってたなぁ笑
イアーゴとジャファーが国王をおバカって言うけど、アニメで言うなら納得、今回の国王は能天気ではない。

王冠に反射してアラジン侵入に気づくシーンがカットされてて、ジャスミンの衣装一個減ってたの残念。勿体無いなぁ。

a whole new world後のキスでアラジンがやった、って言うところ、中村さんの言い方がすごい自然で本当に噛み締めてる感あって今回の映画で一番好きだったかもしれない。

あとはどぶネズミはドブを這いずり回って、のセリフ、アニメのまんまで原作リスペクト感じた。

新しい登場人物がいて改変のにおいを感じたけど、本筋にはあまり絡まず、嫌味のないレベルで良かった。

ボリウッド感がとてもよい
プリモ

プリモ